パリオリンピック出場を決め、注目を集める日本男子代表バスケットボールチーム。
そんな日本男子バスケットボール界の中心的存在の河村勇輝選手！
河村勇輝選手は、2020年1月25日、三遠ネオフェニックスと特別指定選手として契約。
高校生で初めてBリーグデビューを果たし、強者揃いのBリーグでも大きな活躍を見せています。
なぜ若干18歳の少年がプロリーグの大舞台に立ったのか、その背景・理由に迫り紹介していきます。
今回の記事で分かる内容は、
・河村勇輝の家族構成
・河村勇輝の父親の職業は中学校英語教師でバスケ部顧問！
・河村勇輝の母親の職業は教師
・河村勇輝の高校時代の経歴
・河村勇輝の大学時代の経歴
・河村勇輝の大学中退理由！
どうぞ最後までご覧ください！
河村勇輝の家族構成
では、まず河村勇輝選手のご両親（父親・母親）や家族構成について紹介していきます！
河村勇輝選手の家族構成は、父親・母親・長女・次女・勇輝選手の5人家族です。
【家族構成】
父親：河村吉一さん
母親：非公開
長女：非公開
次女：非公開
長男：河村勇輝さん
ご両親は2人とも教師をされているそうです。
家族の詳しい情報やご両親とのエピソードをまとめました。
河村勇輝の父親の職業は中学校英語教師でバスケ部顧問！
河村勇輝選手の父親の名前は、河村吉一さん。
父親の職業は山口県柳井市にある柳井中学校の英語教師で、さらにバスケットボール部の顧問でもあります。
河村勇輝選手は、父親・吉一さんの英語教師の仕事の都合で3歳までドイツで海外生活を送られていました。
河村勇輝選手の過去のインタビューから、父親・吉一さんの数々のエピソードがわかりました。
父親の部屋にあるNBAバスケを見るのが日課
引用先：文春オンライン
河村家の自宅には数多くのNBA・国内バスケのビデオがあり、ビデオを見ながら親子で寝るのが日課だったようです。
バスケットボール部の顧問を担当されていることから父親・吉一さんもバスケットボール経験者、バスケ好きだったことが覗えます。
父親の部屋で気軽にバスケの映像を見て研究できる環境が、現在のプレースタイルを築くキッカケになったようですね。
父親の趣味はNBA選手のサイン入りグッズ集め
父親・吉一さんの趣味はネットークションで、口癖は「本物しか買わない」
本物とは、NBA選手のサイン入り商品をオークションで購入していたようです。
憧れのNBA選手の本物のサインを手にすることで、子供ながらに自分もNBA選手のようになりたい！と強い想いが芽生えたようです。
吉一さんは、こだわりが強い方なのがわかりますね。
しかし、息子に対しては自分のこだわりを押し付ける事は無かったようです。
野球にハマり父親とキャッチボール
幼少期には、河村勇輝選手がバスケ以外のスポーツを行うと吉一さんは喜んでいたそうです。
特にバスケをやる前は野球にハマっていたそうで、キャッチボールが日課。
遊ぶというよりコミュニケーションの一環で行なっていたようです。
そんな野球に熱中していた河村勇輝選手はある日、父親とスポーツショップへ。
その時に見たバスケットボールのユニフォームのカッコ良さに影響を受けて、小学校2年生からバスケットにのめり込んだそうです。
自宅の庭に父親自作のバスケットコート
引用先：Bリーグ公式Xより
父親・吉一さんは、そんな勇輝選手の言動を温かく見守り、敷地の広い自宅の庭にはバスケットコートを作り、雨の日には雨上がりにバスケが出来るようにブルーシートを掛けていたそうです。
いつでもバスケットに打ち込めるように、家庭用のナイター設備も設置してくれていたといいます。
試合で負けた時には、父親自作のバスケットコートでシュート練習を開始。
ナイター設備も完備されていたので、夜もシュートの自主練に励むことができたそうです。
父親は「○○しろ！」と言わず褒めて伸ばすタイプ
父親・吉一さんは決して「○○しろ！」と言わず、「○○したらどうだ？」と勇輝選手に接していて、褒めてモチネーションを上げるように心がけていたそうです。
口うるさく言われたことは全然なくて、僕の自主性を本当に尊重してくれた。バスケットが嫌いにならないように、環境だけを整えてあげようと考える父だったので。それでいて、良いプレーができたときには試合会場からの帰り道に「今日は練習していたことが1回できたな、よかったぞ」
引用先：Nunber Web
口うるさく言わない父親からの褒め言葉は、一番のモチベーション維持になっていたようですね！
河村選手はインタビューで、父親・吉一さんの事をこう答えていました。
「バスケ界のコーチでもあり、父でもある」
「結婚し子供が出来たらうちの父親のような父親になりたい」
心温まるエピソードですね。
子供の行うことに強く介入せず、環境だけ整えてあげる素晴らしい父親です。
今の勇輝選手の活躍は父親の指導があってこそなのではないでしょうか。
河村勇輝の背中を押した父親の言葉
あまり口うるさく言わない父親でしたが、時に勇輝選手の背中を押してくれた厳しい言葉があったそうです。
大学在学中、目標としていたパリ五輪出場するため、いち早く国内最高峰のリーグで早く経験を積み、アピールしていくことが必要だと考えていた勇輝選手。
大学２年１２月の全日本大学選手権後、両親に大学中退の想い、プロ入りへの決意を語ったことがあったと言います。
「すぐに賛成してくれた訳ではない。中退してプロ１本で決めることの難しさを、両親は知っていたから」。電話口で、思いのたけを熱く語った。それに父は一言、「ちゃんと自分で責任を取れるなら…」とうなずいた。
突き放したような言葉に、河村は「すごく厳しい言葉だなと思った」。一方で親の愛も感じ取った。「その気持ちがないとプロでやっていけないと思ったし、それこそ日本代表になるにはそれ相応の覚悟が必要。背中を押されましたね」
引用先：中日スポーツ
時に素っ気なく、厳しい父親の言葉に背中を押された勇輝選手は、大学中退を決意。
自身の「パリ五輪出場」という夢に向かって大きな一歩を歩み始めました。
限りある競技人生を常に俯瞰（ふかん）し、「苦労は買ってでもした方が良い。早くから苦しい経験をした方が、これからのバスケ人生に生きていく」との父・吉一さんの言葉を胸に秘め、一途に歩んだ。
引用先：カナロコ神奈川新聞
高校生という最年少記録でBリーグデビューを果たした背景には、子供の意志を尊重し、身近で応援し続けてくれていた父親の言葉の数々がありました。
大学卒業することよりも、プロという厳しい環境を最優先に考えたことで今の勇輝選手があるのかもしれませんね。
河村勇輝の母親の職業は教師
また、母親も職業は教員のようですが、名前や年齢などの情報は不明です。
ご両親共に教師をされていたこともあり、河村勇輝選手は週3回は塾に通ていたと言います。
中学時代には、200人あまりいた同級生の中でも1桁をキープするほどの学力の高さ！
幼少期からバスケットと勉強を両立されてきた影には母親の学力に対する厳しさがあったようです。
文武両道をサポートしてきた母親であることが覗えますね！
姉の2人の情報も不明ですが、両親の職業が教員という事もあって勉強熱心な姉だったそうですよ。
姉の1人は、早稲田大学卒のエリートとの情報もありました。
河村勇輝の高校時代の経歴
次に、河村勇輝選手の高校時代の経歴や大学中退理由にせまってみましょう。
では河村勇輝選手の経歴からご紹介します！
生年月日：2001年5月2日
年齢：23歳 ※2024年7月時点
身長：172㎝
体重：72Kg
出身：山口県
経歴：柳井中学校⇒福岡第一高校⇒東海大学中退
三遠ネオフェニックス （2019-2020）
横浜ビー・コルセアーズ （2020〜）
河村勇輝選手が本格的にバスケットボールをやり出したのは、小学校2年生からです。
小中学校の頃、全国大会を経験するも惜しくも敗戦。
高校はバスケの名門・福岡第一高校へ進学。
高校1先生のウィンターカップで戦慄の高校デビューを果たしました！
高校時代は、PGとして持ち前のスピード・パスセンスを生かし堂々としたプレー！
河村勇輝選手の高校時代の実力はすでにプロレベルでした。
翌年からU -16・18日本代表に選出されアジア選手権大会へ出場。
名実共に高校バスケ界をリードする立場へとなりました。
高校2年生のウィンターカップは、福岡第一高校の2年ぶりの優勝の立役者として貢献。
2年生唯一の大会ベスト5選出されています!!
高校3年生時にはインターハイ・ウィンターカップ連覇を達成。
天皇杯は千葉ジェッツと対戦し敗戦するも「21得点・10アシスト・6スティール」の大活躍。
その影には並々ならぬ努力があったのだと思います。
憧れの富樫勇樹選手から「高卒でプロになってほしい」とも言われる結果を残しました。
2020年1月には、三遠ネオフェニックスの特別指定選手としてBリーグデビューを果たしています。
本日、Bリーグより新人賞ベスト5に
— 河村 勇輝 / Yuki Kawamura (@KawamuraYuki) May 9, 2020
選ばれました。
特別指定の短い期間でしたので
賞を頂けるとは思っておらず、大変
驚いております。
また、10代でのBリーグでの受賞は
初めてだと聞き、大変光栄に思って
おります。
この賞に恥じないように、今後とも
バスケットに全力で取り組んでいきます。 pic.twitter.com/H0FdDNZzSn
デビュー戦で「史上最年少出場」「史上最年少得点」記録更新！（18歳8ヶ月23日）
Bリーグの新人賞ベスト5選出されています。
河村勇輝の大学時代の経歴
その後、河村勇輝選手は東海大学へ進学されています。
大学1年目にインカレ優勝に貢献！
インカレ2020🏆
— 河村 勇輝 / Yuki Kawamura (@KawamuraYuki) December 14, 2020
沢山の応援ありがとうございました！！
これからのオフシーズン、大切に過ごして2連覇に向けて頑張ります！
明日、ちなみに、報告….
ないです！！ pic.twitter.com/lCdCjrX7Uk
オフシーズンには、横浜ビー・コルセアーズの特別指定選手として加入しました。
2度目のプロ舞台でしたが、相手から対策され思うような結果が残せずに、河村勇輝選手も「自身としても悔しい思いをした」と語っています。
2020-2021年シーズンは再び横浜で復活！
1月、月間MVP受賞の活躍。
2022年3月3日 プロ選手へ転向。
3月31日 東海大学中退。
以上が河村勇輝選手の大学時代の凄すぎる経歴でした！
河村勇輝の大学中退理由
先ほどの経歴で気になるのが、東海大学中退ではないでしょうか！？
河村勇輝選手は大学中退理由をこう語っています。
「日本を代表するPGになり、2年後のパリオリンピックに出場する事が僕の目標です」
大学での活躍よりプロの道を選び、オリンピックへ挑戦する事を選んだ結果となりました。
大学中退とは勇気ある選択ですが、河村選手の強い意志を感じられますね！
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まとめ
今回の記事では「河村勇輝の父親の職業は中学校英語教師でバスケ部顧問！母親も教師！高校･大学時代の経歴」について紹介しました。
河村勇輝選手の父親・吉一さんは、教師でバスケの指導者として活躍されていました。
河村選手が幼少期の頃から何事も強制せず、息子の自主性を生かし成長を見守ってきました。
母親の職業も教師ですが、詳しい情報は不明です。
また、河村勇輝選手の高校時代は超高校級のプレーでタイトルを総ナメ！
高校生として初のBリーグ出場など数々の偉業を残してきました。
大学中退の理由としてはパリオリンピックを目指す為により充実した環境を選びプロチームへの転向を決めました。
可能性無限大の河村勇輝選手、2024年のパリオリンピックでの活躍を心から期待しています。
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